
「自分こそ正しい、という考えが、あらゆる進歩の過程で最も頑強な障害となる。これほどばかげていて根拠のない考えはない。」
by J.G.ホーランド
外資系戦略コンサルタントは、自分の意見を主張するというイメージがあるかも知れないですが、自分自身の主張をいい意味で否定できる(修正できる)素直さを持ちつづけていたいものです。
「MBAで何を学んだか?」この問題はMBA卒業生なら誰しも反芻してみる問いかもしれない。
僕自身の答えは3つある。
1、思考力
2、経営知識
3、人脈
それぞれについて僕のコメントを記したい。
1、思考力
ここでいう「思考力」とは、いわゆる「論理的思考能力」である。コンサルタントの中ではMECE(Mutually Exclusive Collectively Exhaustive)という考え方である。
ある問題に対して解決策を考えるときに、網羅的に思考しているかを考えることができる能力である。仕事をしている時に、答えありきで物事を進めていませんか?そのような進め方をすると仕事の解決策が偏ってしまい、異なる状況におかれた際にたちどころに通用しなくなる。
そういう意味で、ゼロベースで論理的に思考するクセを付けることができた。
2、経営知識
「戦略」「マーケティング」「ファイナンス」「人事」「生産」など経営に関する知識を体系付けて学べたことはMBAに進んで良かったと思う。ただ、これはあくまで知識なのでやる気さえあれば、書籍である程度はカバーできると思います。その知識を深く定着させるために、ケースディスカッションを行うのですが、この経験が単に本を読むという行為に大きな付加価値を付けていると思います。個人的にはケースレクチャーの無いMBAに進むのはもったいないと考えます。
知識は模擬(ケースディスカッション)でもいいので、使ってみてはじめて本当に理解しているかわかるのだと思います。
3、人脈
知り合いが増えたなどという表面的なことではないです。多様な人種、多様なバックグランドの人たちが同じ目的に向けて学ぶということはとてつもなく強い連帯感を生みます。相互に仕事で困った時、人生のキャリア選択で迷った時など、利害関係なしにサポートする意識(貢献意識)が生まれています。そういう結びつきは社会人になるととても貴重です。
外資系戦略コンサルティングファームに進んだ僕としては、上記の3つのポイントは大いに役立つ。
〔career〕
兵庫県出身。某国立大学卒業後、金融機関勤務を経てMBA取得後、
某外資系戦略コンサルティングファームへ転職。
米国系戦略コンサルティングファームでconsultantが数千人規模。
〔target / purpose〕
自分自身の思考の整理とコンサルティングファームに興味のある方々へ記す。
決して世の中の表に出ることはないが、黒子として社会貢献をしたい仲間にjoinしてほしい。
企業だけでなく、産業、果ては国を変革したいという熱い仲間を希望します。
jobに関してはclientとの守秘義務契約があるため、一般論の範囲内に限定する。